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テニスに関する記事(結果、感想、考察,etc...)を投稿していきます。

【マイアミオープン2018】注目の1回戦!カルロビッチVSポスピシル

 

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イボ・カルロビッチvsパセク・ポスピシルの一戦

39歳のカルロビッチと27歳のポスピシルがマイアミのオープニングマッチで激突する。両者から多くのサービスエースが見られることだろう。

カナダの77位ポスピシルが対戦成績では3-1とリードしており、過去に3度あったハードコートでの対戦は全てストレートでポスピシルが制している。クロアチアのベテランカルロビッチは先日行われたニューヨークオープンでアメリカのドナルドソンに勝利しツアーマッチ350勝を達成した。同大会でカルロビッチは今シーズン初めてクオーターファイナルに進出したが、そこでアメリカのクエリーに敗れた。今年の全豪オープン2回戦では日本の杉田祐一に対して53本のエースを叩き込み、ファイナルセット12-10で獲り、3回戦へコマを進めた。3回戦では52本のサービスエースを放つもセットカウント2-3でイタリアのアンドレアス・セッピの前に敗退した。

両者とも今大会の前に開催されたインディアンウェルズでは1回戦で敗れている。この勝者はネクストジェネレーションの1人で第27シードのルブレフと2回戦で対戦する。

 

ここまで意訳・・・↑

39歳カルロビッチのプレーをまだまだ見たい…しかしポスピシルの復調にも期待したい…どっちを応援すればいいのだー!

 

22/03/2018

2018年リオオープンの小話

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2018年2月19日から2月25にまで開催されていたATP500シリーズの1つであるリオオープン(Rio de Janeiro)の小話を覚えているうちに少し書き出します。興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

1.チリッチがモンフィスに3連敗。

注目のカードであった2回戦クロアチアの第1シードM.チリッチとノーシードだが2016年に最高6位を記録したG.モンフィスとの一戦。それまでの対戦成績は2009年パリ(ATP World Tour Masters 1000 Paris )、2016年リオ(Rio de Janeiro Olympic Games )とG.モンフィスの2連勝。意外にもチリッチはモンフィスを苦手としていた。

試合はh2h通り、モンフィス優勢で第1セットを奪取。しかし第2セットタイブレーク6-6でモンフィスがマッチポイントを逃したことにより雨天延期。試合は約22時間後に再開され数分でモンフィスがタイブレーク10-8で勝ちきる結果となった。昨年フランスのツォンガもチリッチと同様の経験を2回ほどしていたように思うが、このタイミングでの翌日延期後即敗退は心理的ダメージも大きそうである。チリッチは次戦のアカプルコを欠場している。

 

2.A.ベデネがF.フォニーニに8連敗

第5シードのF.フォニーニ(21位)と43位のA.ベデネの一戦。驚いたことに彼らは今大会を含めて8度も対戦しており、その全てでフォニーニが勝利している。内訳は以下の写真の通りである。

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F.フォニーニとA.ベデネのh2h

フォニーニはどちらかといえば安定感のある選手ではないためここまで偏った対戦成績があったことに驚きを感じている。ベデネは南米クレーシーズンに入ってから調子がよさそうであったが、相性の壁を突破することはできなかった。年齢的にはフォニーニが30歳、ベデネが28歳なのでまだまだこの2人の対戦は見ることができそうだ。今後ベデネが勝てるかどうかにも注目していきたい。

 

他にも管理人が着目したいリオオープンの結果について過去記事にまとめられている。特に1回戦についてはパブロ・アンドゥハルがツアー復帰後初勝利 リオオープン(2018年2月20日の結果)を参照していただきたい。

 

 

28/02/2018

 

 

 

 

ベルダスコを下しディエゴ・シュワルツマンがATP500リオオープン初優勝!(2018年リオープン結果)

 

2018年2月19日から2月25にまで開催されていたATP500シリーズの1つであるリオオープン(Rio de Janeiro)でアルゼンチンのディエゴ・シュワルツマンがスペインのフェルナンド・ベルダスコを6-2 6-3のストレートで下し自信にとってATP500初の栄冠を手にした。このタイトルはシュワルツマンにとって2016年のイスタンブルに続く2つ目のATPタイトルとなった。

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出典:tennis tv

 

この大会を通して小さな巨人シュワルツマンは安定した結果を残している。1回戦はワイルドカードで出場した前回セミファイナリストのルード(NOR/120位)の棄権により4-1で勝ち上がり、2回戦はデルボニス(ARG/63位)を6-2 6-3、QFでモンフィス(FRA/39位)を6-3 6-4、SFでハリー(CHI/94位)を7-5 6-2、そしてFでベルダスコ(ESP/40位)を6-2,6-3と全試合ストレート勝ちで優勝を果たした。

この結果を受けてシュワルツマンは500pt獲得し、ATPランキングを23位から18位まで上昇させた。これは彼のキャリアハイのランクになる。

 

シュワルツマンは本大会第6シードで臨んでいたが、一度も自身よりも上のランキングの選手と当たらずに優勝することとなった。ATP500としては物足りない気もするが、第1シードのチリッチが最高位6位のモンフィスに敗れたことで戦う機会を逃したこと、第4シードのラモスビノラスと第7シードのクエバスがハリーに敗れたこと、第2シードのティームと第5シードのフォニーニが第8シードのベルダスコに敗れたことを考慮するとモンフィス、ハリー、ベルダスコに勝利して優勝したシュワルツマンが今大会で最も強かった選手であることも納得しやすいように思う。

 

以上リオオープンの結果をまとめた。

Congratulations Diego Schwartzman !

 

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Result

 

27/02/2018