2018年リオオープンの小話
2018年2月19日から2月25にまで開催されていたATP500シリーズの1つであるリオオープン(Rio de Janeiro)の小話を覚えているうちに少し書き出します。興味のある方はぜひ読んでみてください。
1.チリッチがモンフィスに3連敗。
注目のカードであった2回戦クロアチアの第1シードM.チリッチとノーシードだが2016年に最高6位を記録したG.モンフィスとの一戦。それまでの対戦成績は2009年パリ(ATP World Tour Masters 1000 Paris )、2016年リオ(Rio de Janeiro Olympic Games )とG.モンフィスの2連勝。意外にもチリッチはモンフィスを苦手としていた。
試合はh2h通り、モンフィス優勢で第1セットを奪取。しかし第2セットタイブレーク6-6でモンフィスがマッチポイントを逃したことにより雨天延期。試合は約22時間後に再開され数分でモンフィスがタイブレーク10-8で勝ちきる結果となった。昨年フランスのツォンガもチリッチと同様の経験を2回ほどしていたように思うが、このタイミングでの翌日延期後即敗退は心理的ダメージも大きそうである。チリッチは次戦のアカプルコを欠場している。
2.A.ベデネがF.フォニーニに8連敗
第5シードのF.フォニーニ(21位)と43位のA.ベデネの一戦。驚いたことに彼らは今大会を含めて8度も対戦しており、その全てでフォニーニが勝利している。内訳は以下の写真の通りである。
フォニーニはどちらかといえば安定感のある選手ではないためここまで偏った対戦成績があったことに驚きを感じている。ベデネは南米クレーシーズンに入ってから調子がよさそうであったが、相性の壁を突破することはできなかった。年齢的にはフォニーニが30歳、ベデネが28歳なのでまだまだこの2人の対戦は見ることができそうだ。今後ベデネが勝てるかどうかにも注目していきたい。
他にも管理人が着目したいリオオープンの結果について過去記事にまとめられている。特に1回戦についてはパブロ・アンドゥハルがツアー復帰後初勝利 リオオープン(2018年2月20日の結果)を参照していただきたい。
28/02/2018